EZONEとVCOREは、パワーと柔らかい打球感を重視するならEZONE 100、スピンを生かしたプレーを重視するならVCORE 100が比較候補になります。
今回比較するのはEZONE 100の2025年モデルとVCORE 100の2026年モデルで、公式通常価格や基本スペックは同じです。価格や重量だけでは選び分けにくいため、自分が求めるボールの飛び方と、スイングに合う打球感を基準にしましょう。
EZONE 100とVCORE 100は、搭載素材やフレーム厚が異なり、基本スペックが同じでも使用感まで一致するわけではありません。
EZONEは2G-Namd SpeedとMINOLON、VCOREは2G-Namd FLEX FORCEとServo Filterなどを採用しています。素材の名前だけで性能の優劣を判断せず、できるだけガットの条件をそろえて試打し、ストロークの深さや回転、サーブとボレーの扱いやすさを比較してください。
EZONEとVCOREのテニスラケットを比較
| 比較項目 | おすすめ商品 |
|---|---|
| 公式通常価格 | 同等 |
| 設計で重視する特徴 | 好み・用途による |
| 打球感を支える素材 | 好み・用途による |
| フレーム厚 | 好み・用途による |
| 重量・フェイス面積・バランス | 同等 |
EZONE 100とVCORE 100は、価格と基本スペックが共通する一方で、設計の方向性や搭載素材に違いがあります。
飛ばしやすさと柔らかい打球感を優先するのか、振り抜きとスピンを優先するのかを整理し、自分のショットでその特徴を生かせるかを確かめましょう。
①EZONEとVCOREの比較モデルは公式通常価格が同じ
| 商品名 | 価格 |
|---|---|
| EZONE 100(08EZ100) | 42,900円(公式通常価格・税込/フレームのみ) |
| VCORE 100(08VC100) | 42,900円(公式通常価格・税込/フレームのみ) |
EZONE 100とVCORE 100の公式通常価格は、どちらもフレームのみで税込42,900円です。
同じ価格条件で比較する限り、一方の本体価格が安いという違いはなく、購入予算だけでは選び分けられません。EZONEとVCOREで迷っている場合は、価格以外の特徴に目を向け、普段のスイングで出せるボールの深さや回転、打球時の感触を確かめて候補を絞ることが大切です。
購入費用を比較するときは、フレーム価格に加えて、ガット代と張り工賃を含めた総額を確認しましょう。
EZONE 100とVCORE 100はフレームのみの価格なので、同じガットを選ぶ場合でも、店舗ごとの工賃やセット内容によって支払額が変わることがあります。どちらを選ぶ場合も、ガットの種類やテンション、送料まで条件をそろえ、使い始める状態に整えたときの費用で比較してください。
②EZONEはパワーと柔らかい打球感、VCOREはスピンを重視した設計
| 商品名 | 設計で重視する特徴 |
|---|---|
| EZONE 100 | パワーと柔らかい打球感 |
| VCORE 100 | 振り抜きとスピン |
EZONE 100はパワーと柔らかい打球感、VCORE 100は振り抜きとスピンを重視した設計です。
EZONEはボールの飛ばしやすさと打ったときの感触を比較したい人、VCOREは回転を使って軌道や深さを調整したい人の候補になります。ただし、EZONEでスピンを使えないわけでも、VCOREで強いボールを打てないわけでもないため、特徴を得意分野の違いとして捉えましょう。
設計の違いを選択に生かすには、今のラケットで変えたいショットを具体的にしておきましょう。
普段のスイングで深いボールを打ちたいならEZONE 100、トップスピンの軌道や収まりを比べたいならVCORE 100から試すと、確認する目的を整理できます。両方を試打できる場合は、同じ強さのラリーと強打を打ち分け、狙った深さに収まるか、余分な力を入れずに振れるかを比べてください。
③EZONEとVCOREは打球感を支える搭載素材が異なる
| 商品名 | 主な搭載素材 |
|---|---|
| EZONE 100 | 2G-Namd Speed・MINOLON・VDM |
| VCORE 100 | 2G-Namd FLEX FORCE・Servo Filter・VDM |
EZONE 100とVCORE 100はVDMを共通して採用していますが、組み合わせる主な素材が異なります。
EZONEには2G-Namd SpeedとMINOLON、VCOREには2G-Namd FLEX FORCEとServo Filterが搭載されており、それぞれの設計を支えています。素材の違いは打球感を比較する着眼点になりますが、搭載素材の数や名前だけで、一方の振動吸収や反発が優れているとは判断できません。
打球感で選ぶ場合は、ガットの条件も確認し、フレームによる違いを比較しやすくしましょう。
EZONE 100とVCORE 100でガットの素材や太さ、テンションが違うと、試打で感じた柔らかさや飛び方をすべて搭載素材の違いとして捉えにくくなります。中央で捉えた感触に加えて、打点がずれたときやボレーで合わせたときの反応も確認し、好みの感触とショットの調整しやすさを比べてください。
④EZONEとVCOREは比較モデルのフレーム厚が異なる
| 商品名 | フレーム厚 |
|---|---|
| EZONE 100 | 24.5-26.5-23.0mm |
| VCORE 100 | 24.0-26.0-23.0mm |
EZONE 100とVCORE 100のフレーム厚は、仕様上の最初の2箇所で0.5mm異なります。
EZONEは24.5-26.5-23.0mm、VCOREは24.0-26.0-23.0mmで、3つ目の数値は共通しています。EZONEの方が厚い部分はありますが、反発やしなり、振り抜きは素材や断面形状などにも関係するため、この差だけで飛び方や扱いやすさの優劣を決めないことが大切です。
フレーム厚は設計の違いを知る参考にし、実際のスイングとの相性を優先して選びましょう。
EZONE 100とVCORE 100を交互に使い、振り始めから打ち終わりまでの感覚や、速いボールに対して準備しやすいかを比較すると、数値以外の違いを確認できます。厚さの小さな差を過大に捉えず、ストローク、サーブ、ボレーのそれぞれで、いつものタイミングに合う方を探してください。
⑤EZONEとVCOREの比較モデルは重量・フェイス面積・バランスが同じ
| 商品名 | 重量・フェイス面積・バランス |
|---|---|
| EZONE 100 | 平均300g・100平方インチ・平均320mm(ストリング未張り) |
| VCORE 100 | 平均300g・100平方インチ・平均320mm(ストリング未張り) |
EZONE 100とVCORE 100は、ストリング未張りの平均重量、フェイス面積、平均バランスポイントが同じです。
どちらも平均300g、100平方インチ、平均320mmなので、この3項目を理由に一方を軽いモデルや大きなフェイスのモデルとして選ぶことはできません。基本スペックが共通している分、EZONEとVCOREを比較するときは、設計や打球感、自分のショットとの相性に注目しましょう。
基本スペックが同じでも、EZONE 100とVCORE 100の振ったときの重さまで同じとは限りません。
重量の分布やフレーム形状、取り付けるガットとグリップによって使用時の感覚が変わり、平均値には製品ごとの個体差も含まれます。比較するときは装着品の条件を近づけ、連続したラリーやサーブの後にも振り切れるか、リターンで準備が遅れないかを確認して判断することが大切です。
まとめ
EZONE 100とVCORE 100は、求める飛び方と打球感で選び分けましょう。
パワーと柔らかい打球感を重視するならEZONE、振り抜きとスピンを重視するならVCOREが候補です。公式通常価格と基本スペックは同じなので、ガットの条件をそろえた試打で相性を確認してください。
EZONE 100をおすすめする人
| EZONE 100をおすすめする人 | ・ボールの飛ばしやすさを重視する人 ・柔らかい打球感を求める人 |
|---|
EZONE 100は、パワーを生かしたボールの飛ばしやすさと、柔らかい打球感を重視する人におすすめの候補です。
2025年モデルの08EZ100は、2G-Namd SpeedやMINOLONを採用し、パワーと打球感の両立を目指した設計となっています。VCORE 100とは価格や基本スペックが同じなので、深いストロークを普段のスイングで打てるか、打ったときの感触が好みに合うかを比べましょう。
EZONE 100を選ぶときは、飛ばしたい場面と距離を抑えたい場面の両方で扱いやすさを確認しましょう。
ラリーの深さだけでなく、短いボールへの打ち込みやボレーも試し、強く打たないショットでも狙った範囲へ調整できるかを見てください。VCORE 100と比較してEZONEの打球感を好む場合でも、相手に動かされたときや試合の終盤に、無理なく振り切れるかまで確かめることが大切です。
VCORE 100をおすすめする人
| VCORE 100をおすすめする人 | ・トップスピンを生かしたラリーを重視する人 ・振り抜きと回転をかける感覚を重視する人 |
|---|
VCORE 100は、トップスピンを使ったラリーや、振り抜きと回転をかける感覚を重視する人におすすめの候補です。
2026年モデルの08VC100はスピンを重視した設計で、2G-Namd FLEX FORCEやServo Filterなどを搭載しています。EZONE 100と基本スペックが同じでも特徴の方向性が異なるため、自分のスイングでボールを持ち上げ、狙った深さへ収められるかを比較しましょう。
VCORE 100を選ぶときは、回転をかけたショットに加えて、フラット気味の打ち込みやボレーも試しましょう。
スピン重視の設計でも、回転量や軌道はスイングとガットの条件に左右されるため、ラケットを替えるだけで狙い通りになるとは限りません。EZONE 100と打ち比べ、高い軌道のラリーや角度をつけるクロス、速いリターンまで確認し、実際に使うショット全体で相性を判断してください。
